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2016.04.19_KDDテストスピーチって何??

懐かし録音ライブラリー
04 /19 2016
「KDD?KDDIの間違えじゃないの?」

若い方からはそんな声が聞こえてきそうです。

今回発掘したテープは、KDD(国際電信電話株式会社)のテストスピーチの録音です。

ブログでお世話になっている、「提督のBCL日記」さんの記事にKDDのべリカードが紹介されていて懐かしくなって探してみた次第です。
(業務無線を傍受した場合、他人に漏らすことは電波法で禁じられていますので、今回の録音はISのみです。)

1979年当時すでに国際通信は衛星通信などが主流でしたが、万が一のことを想定して短波通信網もバックアップ回線として用意されていました。そして、定期的に短波で電波を発射して相手国側の受信機の調整を行っていたのでした。

この録音は、毎週月曜日ヨーロッパ向けに14:50から発射されていたテストスピーチで出力は10W以上。
受信報告に対してはベリカードも発行していました。ちなみに、どうやってこの周波数を知りえたのかは記憶にありません。

そのカードがこれ。波のイラストが電波らしいですね。


裏面にはキチンとデータの記載があります。


ベリカードについての説明シート。


また、海底ケーブルを敷設する船の絵葉書も。




37ページに及ぶ国際通信に関する小冊子も同封されていました。


インターネットが無い時代、海外との通信はKDDしかありませんでしたから、さぞかし儲かっていたのでは。

受信報告書を書いた時の録音です。


791224 KDD 14,730kHz

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コメント

非公開コメント

No title

こんばんは。
短波で最後まで残っていたのが
JBO(遠洋船舶無線電話)でしたね。
FBな記事を拝見しました。

No title

> oita_tn24さん
こんばんは。JBOは聞いた記憶がありませんね。ユーティリティ局では旅客機の洋上管制くらいです。KDDの放送はラジオの製作に掲載されたいたのかもしれません。

No title

このテストスピーチは聞いたことがありませんでした。
JBOは強力でしたのでよく聴いていました。後はアメリカの船舶電話のKMI。
珍しい所ではKDDの北朝鮮との短波公衆電話回線も聴いてました。これも長く残っていたと思います。

No title

> ならAI46さん
おはようございます。当局はこれしか聞いたことがないのですが、結構いろいろなユーティリティ局があったのですね。

No title

こんにちは。
短波での業務通信で忘れられないのが1970年代のベトナム戦争の激戦が度々伝られていた頃のアマチュアバンドでのフォーンパッチです。サイゴンの軍事補助局が14MHzの上の方で「CQステーツサイド、リクエストフォーンパッチコネクト」を出し米国本土のアマチュア局に電話回線との接続をしてもらいます。その後は米兵が入れ替わり立ち替わり出てきて奥さんらしき人と「愛してる」とか「生きて帰って会いたい」とかやってました。
サイゴンが陥落する際も「ベトコンの攻勢が始まった。もうだめだろう」とのパッチを聞きいち早く米国の敗戦を感じました。
ところで以前日本でOKとなったフォーンパッチはその後どうなったのでしょうか(笑)

よこはまJA298

No title

よこはまJA298局さん、こんにちは。ベトナム戦争時の貴重な体験ですね。兵士の家族への配慮は、さすがアメリカって感じがします。

No title

ヨコハマAA815さん、
なんとも懐かしい音をありがとうございます!
ラ製にふじひろし先生の、ユーティリティーワールドだったか、コラムがありましたね。

No title

> かながわSC99さん
こんばんは。確かにあったような気がしますね。この手の情報もラジオの製作から知ったのかもしれません。

ヨコハマAA815

小学校高学年から家のラジカセでの海外放送聴取(BCL)に始まり、アマチュア無線、フリーライセンス無線と電波に関する趣味を細々と続けてきました。特に最近は、週末に近所の高台から小さな出力でフリーライセンス無線の仲間との交信を楽しんでいます。(雨の日など運用できない日は「はまっこ海軍工廠」で建艦作業をしています。)