「エアチェックした曲やレンタルレコードで録音した曲でお気に入りテープを作りたい・・・」
大学生になり、デジックデッキTC-FX6に新たなカセットデッキを追加することにしました。一番欲しかったのは、ソニーTC-K777。今見てもかっこいい!
でも、高すぎです。そうこうしているうちに、マイナーチェンジで、色も茶色系に。これはこれで、いい感じです。でも、値段は上がる一方。(涙)
その当時ソニーは、カセット再生部をセンターに配置したデザインに大幅変更します。「なんか、ピークメーターも短くなっちゃって、カッコ悪・・・。」
そんな中、カタログの隅っこに「もうすぐ型落ちだよー」と言わんばかりに掲載されていたのが、TC-R502です。
長いピークメーター、ドルビーHX(←効果はよくわかりませんでした)、「ESシリーズにつながる音質重視・・・」。早速導入しました。TM NETWORKとか角松敏生とかCDを借りてきては録音し、大活躍してくれました。
録音時に左右のキャリブレーション調整などが出来て、そういうめんどくさい儀式も「テープの性能を最大限引き出す」感じがして楽しかったですね。
その後、バイト代で購入したのが、TC-RX80。
TC-R502の後継機なのですが、イコライザー(死語?)のようなメーターがついているのが特徴でした。でも、残念ながら、あまり好きになれませんでした。「やっぱりカセットデッキは、横に長いピークメーター」という思いが強かったんだと思います。
事実、後年TC-RX80はハードオフに売り、TC-R502を手元に残したほどです。
結婚後も、子供が生まれてもずっと使ってきましたが、ついにTC-R502も調子が悪くなり。その当時売られていたカセットデッキは、デザインもあまり好きではなく、またなんとなくチープさが感じられました。
結局、ハードオフで中古を探します。見つけたのが、TC-K333ESR。\2万くらいでした。
初めての3ヘッド。録音した音を、すぐに聴けるのは、ひずみなどをチェックするのに便利でした。このデッキでは、子供が見ているアニメの主題歌などをビデオからダビングしてドライブ中に聞かせてあげたりするのに活躍してくれました。
時代は、既にDATとなり、当局も聞きたい曲はCDを買うのが普通になって、車でもCDが聴けるため、カセットデッキを使う機会は無くなっていきました。
今でも、オーディオラックの中に鎮座していますが、ここ数年電源を入れていません。なにより、再生するカセットがありません。でも当分、持っておこうと思っています。
「なぜ?」
だって、やっぱりかっこいいからです。
本日の運用
運用地:横浜市旭区固定
【DCR】 よこはまYH564局 3本M5/M5 戸塚区固定
【DCR】 とうきょうK767局 1本M5/M5 東京都日野市固定
各局さん、QSOありがとうございました。